クリニック開業時は、円滑に業務を行えるようにさまざまな備品をそろえる必要があります。ここではクリニック開業で必要な備品一覧や購入のタイミング、そして備品を選ぶ際のポイントについて紹介します。
診察室は、患者を診察・処置する際に使用する備品が必要です。
などです。
衛生材料であるガーゼや包帯などは、クリニックに欠かせない備品です。毎日使用し消耗量も多いため、開業時もまとめて購入しておきましょう。
またクリニックは常に感染リスクが伴うため、消毒器具や感染予防品も必須の備品です。感染症の流行によって消毒器具や感染予防品は品薄になることが多いため、滞りなく診察が行えるように在庫を確保しておくことをおすすめします。
患者さんを受け入れられるように、事務用品を中心に用意します。
などです。
クリニックの方針や建物の状態によって、用意するべき備品が異なります。まずはどんな備品が必要になるかをあらかじめチェックしたうえで、必要な備品のみをそろえるようにしましょう。
中には後からでも導入できる備品も多いため、最低限の備品だけ用意しておき、残りは開業してから必要に応じて導入する…というやり方でも問題ないでしょう。
スタッフルームやバックヤードは、スタッフのために導入したい備品を中心に揃えます。
などです。
スタッフルームは、スタッフが休憩をしたり打ち合わせをしたりする場所です。ロッカーがあると、スタッフの荷物管理もしやすいです。
またバックヤードでは消耗品の備蓄をしたり書類を保管したりするため、備蓄・保管用のラックも必要になるでしょう。
クリニック開業時の備品をそろえるタイミングは、開業の2か月前ぐらいが目安です。開業までの期間が迫ってくると、その他の作業でバタバタして備品のそろえ忘れが発生する可能性があります。開業の2か月前ぐらいには必要な備品をリストアップし、そろえる準備をしておきましょう。
中には備品が納品されるまでに少し時間がかかるものもあります。開業直前に注文して備品が開業当日までに届かなかった…というトラブルを避けるためにも、少し早めの準備をおすすめします。
備品を選ぶ際、大事なのは「サイズ」です。どこに何を置きたいかを考え、クリニック内の備品を置くスペースを確認したうえで備品のサイズを選びましょう。
特に診察室のソファー、診察室の机やイスなど、大きな備品はサイズが重要です。
クリニックの雰囲気は、備品で決まります。備品に統一感がないと何となく落ち着かない雰囲気になってしまい、クリニックとしてあまり好ましいとはいえません。デザインのこだわり、同じシリーズの備品で統一感を出すなどの工夫を行いましょう。
クリニックといっても、さまざまな診療科があります。診療科に合わない備品を用意しても、結局使わないままで無駄だった…本当に必要な備品が用意できていなかった…というような問題は発生します。
どんな診察を行うのかをイメージし、必要な備品をそろえましょう。
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